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不夜城を読んで

どうも、こんにちは。

先週に馳星周の「不夜城」と言う小説を読みましたので感想を書いていきたいと思います。

ネタばれの部分がありますので本に興味がある方は読んだ後に見て下さい。

まあ、なんと言いますか随分と昔の小説です。調べると20年以上も前の本でした。私は休みの日にブックオフに行くのが好きで、ほぼ毎週行っているのですが、そこのいつも行く近所の店ではなく電車を使って行った別の店舗で発見した訳になりますが、そういった話は読者の方々には一切関係も無く、又興味も無いと思いますのでさっさと本の話をしていきたいと思います。簡単に概要を話しますと新宿を中心にした舞台で起こる中華系マフィアたちの利権争いの中で謎の女が入ってきたことに寄りさまざまな勢力が自分の利権の拡大やメンツを保つために殺し屋も巻き込んでかき回されて多くの人が傷ついていく悲劇の物語です。話題になって映画化されたような作品で本好きの身としては過去に読んだ事があったはずなのですが、綺麗さっぱりと忘れていました。こういった時は自分の記憶力の無さに逆に喜ぶべきかのしれませんね。ああ、もう一度楽しめてよかったなと・・・。さて、作品ですが、こっちについたのか、いやこっちにも話をしてるぞ。そんな奴らもいたのか。おいおい、さすがにそれはさっきの奴らに知れたらまずいだろお、といったようにドンドンと風呂敷を広げながら進んでいく主人公。こういった場合は脅しているほうが主導権を取られると使われる方は犬扱いになりかねないのでなんとかイニシアチブを取るべくあがきながら進んでいるような状態です。そんな中なんと女の正体は・・そして衝撃の結末は・・・。といったハリウッド英語の宣伝のような事を書き方をしてしまいましたが驚きましたね。特に最後に関しては。そうする必要が本当にあったかどうかを真剣に考えてしまいました。それしかなかったような書き方でしたが別の選択肢が必ずあったと個人的には思います。後を引くような終わり方なのでこの後はどうなったか気になりましたが、なんと続編があるとか。という事で続編を買ってしまいましたので次回はそのお話を書いて行きたいと思います。